音声チャットアプリでの通信媒体利用わいせつ
依頼人は音声チャットアプリで不特定多数にわいせつなメッセージを送り、そのうちの1人が告訴しました。冗談で送ったメッセージでしたが、性犯罪として処罰される状況でした。
通信媒体利用わいせつ音声チャットアプリ告訴人と示談性犯罪予防教育
起訴猶予 (기소유예)刑事

理解を助けるための画像であり、実際の事件の写真ではありません。
起訴猶予
警察が被疑者を捜査し、容疑があると判断すれば、検察に事件を送致します。
事件を送致された検事は、補完捜査などを経て起訴の可否を決定しますが、不起訴処分の種類の中に「起訴猶予」があります。
「起訴猶予」とは、被疑事実は認められるが、被疑者の年齢、性行、知能と環境、被害者との関係、犯行の動機、犯行の手段と結果、犯行後の情状などを考慮するとき、処罰が不要であると判断され、公訴を提起しない決定です。
起訴猶予の決定が下されると、被疑者に対する刑事手続きが終結し、犯罪経歴にも残らないため、被疑者にとって非常に有利な決定です。
最近、チュ・ヨンジェ弁護士が、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反(通信媒体利用わいせつ)事件で起訴猶予を勝ち取った事例がありますので、ご紹介します。
事実関係
依頼者(被疑者)は、2021年6月頃、「ボイストーク」という音声チャットアプリを利用して「私と話しながら自慰しよう」というわいせつなメッセージを不特定多数の人に送信しましたが、そのメッセージを受信した利用者のうち1人が、依頼者を通信媒体利用わいせつ罪で告訴しました。
特に深く考えず、冗談で送ったメッセージが原因で刑事処罰を受ける危機に直面した依頼者は、チュ・ヨンジェ弁護士に緊急に助けを求めました。
チュ・ヨンジェ弁護士の支援
依頼者が性的欲望を誘発したり満たしたりする目的でそのメッセージを送ったことを認めたため、チュ・ヨンジェ弁護士は、起訴猶予を得るための戦略として、告訴人側に連絡して示談を試み、依頼者に有利な情状酌量事由を収集しました。
結局、チュ・ヨンジェ弁護士は告訴人と少額で示談が成立し、告訴人側が捜査機関に告訴の取り下げおよび処罰不願の意思を提出しました。別途、チュ・ヨンジェ弁護士は意見書とともに、被疑者の反省文および性犯罪予防教育の修了証を提出し、再犯の可能性はないと主張しました。
捜査機関の判断
結局、検事はチュ・ヨンジェ弁護士の主張を受け入れ、依頼者に対する処罰は不要であると判断し、教育条件付き起訴猶予の決定を下しました。
この決定により、依頼者は性犯罪者という烙印を避けることができ、民事・刑事上の責任を完全に免れることになりました。

読む前に
ここに記載された結果は、各事件の事実関係と証拠、および当時の法令によるものです。事件ごとに事情が異なるため、ある事件の結果が他の事件の結果を予測したり保証したりするものではありません。このページは法律相談ではなく、ご自身の事件については相談を通じてご確認ください。